現役時代と比べて、老後になって増えてくるのが自由な時間。今ならゆっくりと旅を楽しめると感じる一方で、シニアは体力や費用、持ち物の心配もありますよね。

では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。

■回答者プロフィール
回答者本人:66歳男性
同居家族構成:本人、妻(64歳)
居住地:大阪府
現在の金融資産:預貯金2200万円、リスク資産300万円

■現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):3万5000円(繰り上げ受給)
老齢厚生年金(厚生年金):11万5000円(繰り上げ受給)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

年金以外の収入:不定期の派遣業務

配偶者の収入:国民年金6万5000円(繰り上げ受給)

ひと月の支出:約18万円

■「行ってよかったシニアの旅先は北海道」
現役引退後は「1年に4回以上、1人旅」をすることが多いという今回の投稿者。

シニアになって行ってよかった旅先は、「2019年7月、60歳の時に妻と娘」の3人で足を運んだ「4泊5日の北海道」旅行だそう。

「東京で1人暮らしをしていた娘が結婚することになり、妻とその娘とで、知床を中心にレンタカーで巡った」思い出深い旅だそうで、現地では「知床五湖を歩き、サロマ湖ではサイクリングをし、海岸の自然の露天風呂に入り、キタキツネに会い、素晴らしい夕焼けを見、満点の星空を仰ぎ、おいしいものを食べ、妻ともどもいい時間を過ごすことができた」と旅程を振り返ります。