使い捨て容器の使用を減らすため、高松市がマイボトル(水筒)に無料で水やお湯をくめる給水スポットの設置を進めている。今月から水などを提供する協力店の募集を始めた。

 市はプラスチックごみ対策の一環として、マイボトルの利用促進を掲げる。ゼロカーボンシティ推進課によると、市内には店舗や公園の水飲み場など116カ所の給水スポットがあり、今年度は給水器を4カ所増やす。協力店には、目印となるステッカーを入り口付近に貼ってもらい、飲食しない訪問者にも水などを無料で提供してもらう。

 市は1日からホームページなどで給水スポットの場所の公開を始めた。大西秀人市長は会見で「プラスチックごみ削減のほか、健全な生態系の回復にもつなげたい」と話した。

 協力店の申し込みは、QRコードから。問い合わせは同課(087・839・2393)へ。(渡辺杏果)