第107回全国高校野球選手権山形大会の決勝が26日、中山町のヤマリョースタジアム山形であり、日大山形が5―4で昨夏代表の鶴岡東を破って優勝を果たし、2年ぶり20回目の夏の甲子園出場を決めた。全国選手権は8月5日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。
■日大山形・岩下瑛斗(えいと)主将
みんな自分についてきてくれて、最高の良いチームになった。苦しいこともあったが、最後、甲子園出場を決められてよかった。甲子園の目標はベスト8。簡単に勝てる相手はいないので、泥臭く戦っていきたい。
■日大山形・荒木準也監督
(昨夏は準決勝で負けた鶴岡東に)一番良い舞台で勝つことができ、選手はよくがんばった。チームがスタートした時から、甲子園ベスト8の舞台で戦う準備をすると言ってきた。まず初戦に準備万端で臨みたい。
■鶴岡東・酒井友成主将
終盤で追い上げる流れになり、「もう1点」という気持ちで最後まで戦えた。敗れたが、自分たちの野球ができて本当によかったと思うし、悔いはない。後輩たちは思いを引き継いで甲子園をめざしてほしい。
■鶴岡東・佐藤俊監督
六回以降、得点のチャンスが何度もあり、九回も良い当たりのライナーが続いたが、初回に3点を奪われたのが響き試合の主導権を握れなかった。難しい展開だったが、選手たちは粘り強く最後までがんばってくれた。
■応援・ご協力に感謝申し上げます
第107回全国高校野球選手権山形大会は、すべての日程を終えました。選手たちに温かい声援を送ってくださったみなさま、審判委員、球場関係者をはじめ、暑い盛りに大会運営を支えてくださったすべてのみなさまに心から感謝を申し上げます。甲子園大会は8月5日に開幕します。山形代表、日大山形へのご声援をよろしくお願いいたします。
山形県高校野球連盟
朝日新聞社山形総局