【福島】第107回全国高校野球選手権出場を決めた伊達市の聖光学院で26日、優勝報告会とチームの壮行会が開かれた。
同校の礼拝堂には夏休み中の土曜日にもかかわらず、多くの生徒が集まった。横山博英部長を先頭に、優勝旗を持った竹内啓汰主将や、優勝盾を抱えた仁平大智副主将ら選手が入場すると大きな拍手がわいた。
横山部長が「苦しい試合が続いたが勝利することができた。甲子園でも精いっぱい頑張るので、熱い応援をお願いします」と報告。
新井秀校長や生徒会長の激励の言葉を受けた斎藤智也監督は「甲子園では束になって粘り強く戦っていく」。竹内主将も「全国の舞台で聖光の野球をすべく歩んでいこうと思う」と、ともに教職員や生徒らの前で決意を語った。
25日の決勝で初優勝を目指した会津北嶺に逆転勝ちし、4年連続20回目の全国選手権出場を決めた。(荒川公治)