2025年F1第13戦ベルギーGPのフリー走行1回目が行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はランド・ノリス(マクラーレン)となっている。角田裕毅(レッドブル)は18番手だった。

 サマーブレイク前の最後の2連戦。まずは今週末のベルギーGPで、シーズン中最も長い7.004kmのレイアウトを持つスパ・フランコルシャンが舞台だ。持ち込まれたタイヤは、ハードがC1、ミディアムがC3、ソフトがC4という、C2コンパウンドを飛ばした3種類となっている。またベルギーGPはスプリントフォーマットでの開催であり、フリー走行はこの1回のみとなる。

 前戦イギリスGP終了後には、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が退任し、これまでレーシングブルズを率いてきたローレン・メキースが新たに代表に就任した。これに伴い、レーシングブルズではレーシングディレクターを務めたアラン・パーメインが代表に昇格している。

 気温21度、路面温度35度というコンディションで、現地時間12時半にセッションがスタート。タイヤはレッドブルとハースがミディアムで、それ以外のチームはハードを履いている。カルロス・サインツ(ウイリアムズ)は走り出して早々に問題があることが発覚し、チームからマシンに負荷をかけないようにしてピットに戻ってくるようにという指示を受けた。