俳優・椎名桔平(61)が26日、MBS「明石家電視台」にゲスト出演。俳優を目指し、もがいていた20代に、トラック運転手のアルバイトなどで食いつないでいたことが明かされた。

 プロを目指し、大学でもサッカー部だった椎名。さんまとは、さんまらが中心となって結成した芸能界のサッカー好きが集まったサッカーチーム「ザ・ミイラ」に21歳で参加したことで、知りあい、40年の付き合いとなる。

 芸能界を目指し始めたのは「21歳。大学のサッカー部を辞めて…」。芸能界でチャンスをつかむ29歳ぐらいまで、トラック運転手のアルバイトをしていたことが紹介された。椎名は「僕、人見知りが激しくて、話が上手にできなくて、人とあまり会いたくなかったんですね。トラックやってたら、人とあんまり会わんで済むじゃないですか」と説明した。

 番組には、「R−1ぐらんぷり 2017」で優勝したアキラ100%がVTRで出演。「30年ほど前に椎名さんの付き人、現場マネジャーのようなことをやらせてもらってました」と明かすと、さんまらスタジオは「え〜っ?!」と仰天。22歳の時、2カ月だけやっていたそうで、アキラは「(椎名さんは)本当に優しくて。僕が本当にダメダメだったんですけども、優しくお話してくれて」「運転もできない、あまりにもダメダメで、置き手紙を置いて辞めてしまった」と告白。「本当に優しくて、基本怒らない」と感謝を伝えていた。

 なお、椎名は、アキラが付き人をやっていたことを「本当にねー、覚えてないんですよ」「名字が大橋君で、大橋君、と呼んでいたような…」と話し、笑いに包まれていた。