綿半グループの綿半ホームエイド(長野県)は7月9日、長野県箕輪町と環境協定を締結したと発表した。
この協定は、持続可能な資源循環社会の実現と地域課題の解決を目的としており、官民が連携してゼロカーボンの推進およびSDGsの達成に貢献する。また、地域住民の利便性向上にも取り組み、より暮らしやすく持続可能な社会の構築を目指す。
綿半スーパーセンター箕輪店ではこれまで、ペットボトルや雑紙などの資源回収を行ってきたが、今回新たに「使用済食用油」のリサイクル回収を開始する。これは、箕輪町くらしの安全安心課に寄せられた地域住民からの要望を受け、綿半としても地域課題の解決に貢献したいとの思いが一致し、協定締結に至ったもの。
同社は今回の協定を機に、今後も官民連携のもと、地域に根ざした環境対策を推進し、持続可能な社会づくりに貢献していくとしている。
綿半グループでは2025年1月より、使用済食用油の回収を開始。現在は長野・山梨・愛知の3県16市町村、23店舗で展開しており、今後も自治体と連携して回収店舗をさらに拡大し、地域住民の利便性向上と循環型社会の実現を目指す。
著者:ダイヤモンド・リテイルメディア