その他、サガン鳥栖が8位(勝点30:8勝6分け6敗)、北海道コンサドーレ札幌が12位(勝点25:7勝4分け9敗)と昨季のJ1クラブが中位に苦しんでおり、昨季後半戦の快進撃から前評判の高かったモンテディオ山形は15位(勝点20:5勝5分け10敗)と低迷している。長崎も含めて、この有力候補4クラブの低迷が、今季の大混戦の折り返しを演出した要因となっている。
団子状態のまま始まったJ2リーグの後半戦。まずは水戸の勢いがどこまで続くのか。そして千葉は停滞から脱却できるのか。まだまだ上位から中位までの勝点差は少なく、毎節ごとに順位が変わる状況。J2クラブのサポーターたちにとっては、今年の夏も激しく燃え上がる猛暑となりそうだ。
(文・三和直樹)