堂安にはフランクフルトが関心
ドイツ1部フライブルクの日本代表MF堂安律は今夏の移籍が噂されており、昨季3位のフランクフルトも獲得に興味を示していると言われていた。しかし、現地メディア「777SCORE」は「堂安の移籍は依然として不確定」と報じている。
フランクフルトのスポーツディレクターを務めるティモ・ハルドゥング氏は今年3月にドイツメディアのインタビューで堂安について言及し、獲得を示唆していたとされる。しかし、同メディアは「それから3か月が経ち、堂安の状況は停滞しているようだ」と交渉に進展している様子がなく、ドイツ国内の信頼できる情報源による確認はまだないとされた。
フランクフルトが今後、堂安の獲得に本腰を入れるかどうかは既存戦力の去就も関係してきそうだ。記事によれば、「現時点で堂安の獲得はクラブの優先事項ではない」ものの、「エキティケの退団が実現すれば移籍に関する動きが一気に変わる可能性がある」という。
フランス人FWウーゴ・エキティケは今季公式戦48試合で22得点を決めた攻撃の中心選手で、クラブはこのタレントに1億ユーロ(約170億円)の値札をつけている。イングランド1部アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドがリストアップしたとも言われる23歳が退団しない限り、堂安のフランクフルト移籍の可能性は低いままなのかもしれない。
FOOTBALL ZONE編集部