辻本が二塁打→代走の尾田が本盗を仕掛ける
■広島 2ー1 中日(28日・バンテリンドーム)
中日は28日、本拠地バンテリンドームで行われた広島戦に1-2で敗れた。一打同点の好機を作り、尾田剛樹外野手が相手バッテリーの隙をついてホームスチールを敢行。しかしあえなく本塁で憤死。本拠地は静まり返った。
3回にジェイソン・ボスラー外野手の適時打で先制するも、6回に涌井秀章投手が小園海斗内野手に逆転適時打を浴び、1点差のまま9回に突入した。1死後、辻本倫太郎内野手がジェシー・ハーン投手から二塁打を放ち、一気に場内は盛り上がった。
その後2死となり、辻本の代走で尾田が起用された。上林誠知外野手の左前打で一、三塁とサヨナラの好機を作ると、尾田はハーンの隙を見て本盗を仕掛けた。ヘッドスライディングで突っ込んだものの、いち早く察知した広島バッテリーに阻まれた。
井上一樹監督はリプレー検証を求めたが、判定は覆らず。交流戦が終わり、27日から再開したペナントレースの初戦は3-2で勝利したものの、連勝スタートとはならなかった。(Full-Count編集部)