盗塁成功は5月21日のダイヤモンドバックス戦以来
【MLB】ドジャース 5ー4 Wソックス(日本時間3日・ロサンゼルス)
ドジャースは2日(日本時間3日)、本拠地・ホワイトソックス戦に5-4でサヨナラ勝利を飾った。9回2点差を追う展開で、大谷翔平投手は併殺崩れの間に出塁。その後、38試合ぶりの盗塁で二塁を陥れ、最後はフリーマンの適時打でサヨナラのホームを踏んだ。試合後に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「いいプレーだった」と大谷の盗塁成功を称えた。
大谷は2-4で迎えた7回1死一塁、左腕バークの内角高めフォーシームを右前へ打ち返し、2試合連続安打とした。ドジャースは2点差を追って最終9回に突入。コンフォートの安打から無死満塁の好機で大谷に打席が回ると、ボテボテのニゴロで併殺崩れ。それでも1点を返し、続くベッツが同点犠飛を放った。
その後、2死一塁の場面から大谷は盗塁を敢行。5月20日(同21日)のダイヤモンドバックス戦以来、38試合ぶりに盗塁を決めた。投手復帰後では初成功だった。
ロバーツ監督は大谷の盗塁を振り返り、「彼にはグリーンライトを出してる。あの場面はウィル・スミスの前で得点圏に進めたかったし、あれは経験に基づくギャンブルだった」と“賭け”に成功したことを明かした。その上で「ショウヘイは間違いなくいいスタートを切った。いいプレーだった」と称賛を惜しまなかった。(Full-Count編集部)