アイスストーリー第2弾の「RE_PRAY」では、ゲームの世界観からの倫理観や価値観を物語に組み込んだ。ゲーム好きの羽生さんの、最近のお気に入りは何なのだろう。
「今は物語の材料を集めるために、いろいろ物色しています。物色中という感じです。そういう時もまず、一番簡単な難易度に設定して、ストーリーだけを楽しんで、みたいな感じにしちゃう人間ですね割と。で、1回通してから、一番難しいモードにする。イージーからベリーハードに。急に難しいモードで、強いやつらをちゃんと倒すっていうのが快感(笑)。ちゃんと準備したいんですよね。あと、自分ができないことがすごい嫌いなんですよ。そういうのは自分の根本的な性格なんだろうし、そういうのがあったから、ここまでやってこられたんだろうし。スケートというものに関しては、いまだにその攻略情報を見て完璧にやれているというわけではないと自分は思っています。攻略情報を探している最中。でもやっぱり、なんだかんだこの26年間を、へこたれる日もあるけれども、極めてきていたので。だから逆に、他のものに対してのギャップが激しいんですよね。スケートはここまでやってこられているから、他のことやった時に、なんでこんなこともできないんだよぉー、ってなっていって辞めちゃうみたいな感じはしますね」
音楽にも精通する羽生さんは、楽器にも興味を持っている。