嵐・松本潤が主演を務める連続ドラマ「日曜劇場『19番目のカルテ』」(TBS系、日曜午後9時)の第2話が27日、放送され、バイキング・小峠英二が患者役で出演したシーンに視聴者の注目が集まった。

「19番目のカルテ」とは?

病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域「総合診療医」を描く医療ドラマ。松本は、キャリア30年目にして自身初となる医師役を演じている。

リハでは松本から「うるせえな」とツッコミ

小峠が登場したのはドラマの序盤。原因不明の頭痛に悩む患者役で、魚虎総合病院総合診療科で徳重の問診を受けた。「まずは症状をうかがって、状況に応じて専門の先生をご紹介しますね」と説明された小峠は、「先生が診てくれるわけじゃないんですか?」と不安げな表情。徳重は「どの科に行くべきかわからない方や症状が複数ある方の診療も担っています。必要があれば頭痛の専門医におつなぎしますので、お話、聞かせていただけますか?」と穏やかに語りかけたが、やはり小峠は「すいません、やっぱり最初から専門の先生に診てもらいたいんですけど…」とやっぱり不安そうだった。出番は約30秒という短さだったが、総合診療医の存在意義が一般の患者に十分理解されていない現状を端的に表現するシーンだった。

小峠の出演は、21日に放送されたバラエティー番組「知識の扉よひらけ!ドア×ドア クエスト」(TBS)で番組がドラマの撮影現場に潜入し、撮影の裏側をリポートしたことがキッカケ。演技の経験がほぼない小峠は、台本を見ながら30分で役づくりし、本番に臨んだ。リハーサルでは松本から「うるせえな」とツッコミが入るほどクセの強すぎる芝居を見せ、監督からも「ちょっと強すぎますね。コメディータッチじゃない感じのドラマで…」とダメ出しされ、真顔で「すいません。ちゃんとやります」と謝罪する一幕も。そして本番では一転真面目に演じたものの、セリフの最後に「なんて日だ!」と定番のフレーズをアドリブで入れ、「本当に真面目にやってもらえます?」と松本から注意を受けていた。

この経緯を知っていた視聴者は多く、小峠が登場するやSNSには。「あーー小峠! 相葉くんの友達!」「ドア×ドアで見たやつ!」「こないだのシーンだ」「先週裏側見てるから笑っちゃう」「不安そうな感じ良いっす」「演技うまいよーいいよー!」などのコメントが殺到。思いのほか場面が短いと感じた人が少なくなかったようで、「終わり!? もっと出てー! あんだけ怒られてたんだから笑」「小峠さん、あんなに撮影したのに松潤にフォーカスされちゃって後ろ姿と頭部メインでしたね〜」「頭の病状説明のとこカットされてた」「なんて日だ、は不採用w」「放送してほしかったなぁ(笑)」といったコメントが寄せられていた。