女優の木村文乃が主演を務める連続ドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第3話が24日、放送され、ホストクラブ「THE JOKER」で働く「カヲル」こと鷹森大雅(ラウール)の辛い過去が明らかになる展開と、愛実との「約束」を守ったカヲルの姿に多くの視聴者が涙。SNSにさまざまなコメントが寄せられた。

「愛の、がっこう。」とは?

連ドラ「白い巨塔」「昼顔」などを手がけた脚本家の井上由美子さんと演出家の西谷弘さんが再タッグを組む完全オリジナルのラブストーリー。すれ違うことすらないはずの2人が出会い、大きな壁を越えて引かれ合う姿を描く。堅い家庭で育ったまじめすぎる高校教師、小川愛実(木村)がカヲルに言葉や社会を教える「個人授業」を実施。次第に距離を縮める2人を、さまざまな批判や非難、憎しみ、嫉妬が襲う。

愛実(木村文乃)に「つまんねー女」

この日の放送では、カヲルに読み書きを教えるようになった愛実は、想像以上に書くのが苦手なカヲルに、幼いころ好きだと話していた鉄道の雑誌を使って根気強く記述を指導。2人の間には親密な空気が流れ、愛実は高校教師としては味わえなかった「教える喜び」を感じた。

副担任の佐倉栄太(味方良介)から、読み書きが苦手な人には訂正ができる鉛筆などの筆記具が良いと聞いた愛実は、帰りに赤いシャープペンシルを購入。約束の土曜、いつもの屋上で待っていると、カヲルが遅れてやってきた。シャープペンシルをプレゼントされたカヲルは初めての経験に喜ぶが、愛実から課された宿題については仕事が忙しくてできなかったと言い訳。ナンバーワン争いが佳境を迎えているとし、「あと一歩でいい線なんだよ」と、愛実をさりげなく店に誘った。