ホンダがかつて販売していた「アヴァンシア」にさまざまなコメントが寄せられています。

登場が早すぎた? 迷作「アヴァンシア」

 かつてホンダが販売していたステーションワゴン「アヴァンシア」。新しい時代の高級車のあり方を模索した意欲的なモデルでした。

 そんなアヴァンシアについて、今でもSNSなどにはさまざまなコメントが寄せられています。

 アヴァンシアは1999年9月に登場した5ドアステーションワゴンです。

 発表当初、「スタイル、パッケージング、走り、快適性のすべてに新しい価値を追求し、多様化するライフスタイルに対応できる上級車として、ホンダが新たに提案するクルマ」としていました。

 説明通り、ステーションワゴンボディを持ちながら、仕立ての良い豪華なインテリア、上質なフィーリングのパワーユニットを採用するなど、新時代の高級車を模索するモデルという立ち位置でした。

 エクステリアは落ち着きのあるシンプルなものですが、ディッシュタイプのホイールやメッキドアハンドル、バックドアのメッキガーニッシュなどがさりげない高級感を演出。

 ボディサイズは全長4700(4WDモデル:4795)mm×全幅1790(同:1810)mm×全高1485-1545mm、ホイールベース2765mmと、比較的扱いやすいサイズとなっています。

 インテリアは合成皮革カブロンとファブリック素材を組み合せたコンビネーションシートのほか、大型木目調パネル、インパネやピラーにファブリックをあしらうなど、上級車らしい豪華なものとなっています。