清澄通り沿いにある工場直営のパン店「大島牛乳ベーカリー」(江東区平野1)が7月23日、初のカフェ業態となる「大島牛乳ベーカリーカフェ」(白河1)を清澄白河駅近くにオープンした。(江東経済新聞)

 大島牛乳のような白壁の外観が目印

 「焼きたてのパンをイートインで味わってほしい」「大島牛乳のおいしさを幅広く提案したい」という思いから、工場にもほど近い場所にカフェを開いた。席数は14席。店内は白を基調にウッディなテーブルやカウンターを配したナチュラルな雰囲気に仕上げた。

 メニューは、水を一切使わず伊豆大島の大島牛乳のみで作る生食パンのトースト(300円〜)やスコーン(280円〜)のほか、大島以外では「同店でしか味わえない」大島牛乳(350円)を用意する。生食パンやフォカッチャ、塩パンなどは工場から届く焼きたてを並べ、スコーンは店内で焼く。ドリンクメニューは大島牛乳のみだが、抹茶や黒蜜といった多数のフレーバーをそろえる。今後はアルコール牛乳メニューの提供も計画しているという。

 成瀬彩店長は「昔ながらの自然な牛乳のおいしさと、大島の良さを体験していただきたい」と話す。「外はサクッ、中はしっとりで、まるでドーナツのように味わえる具だくさんのスコーンが一押し。限界までしっとり柔らかく焼いた生食パンもお薦め」だという。

 営業時間は11時〜18時。