セバスチャン・スタンが第74回ベルリン国際映画祭の最優秀主演俳優賞(銀熊賞)と第82回ゴールデン・グローブ賞最優秀主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)など多くの映画賞に輝いた、A24製作の『顔を捨てた男』(7月11日公開)。このたび、本作の本編映像、場面写真が解禁となった。

【写真を見る】新たな顔を手に入れ、静かに高揚していく姿を捉えた本編映像が解禁に
【写真を見る】新たな顔を手に入れ、静かに高揚していく姿を捉えた本編映像が解禁に / [c]2023 FACES OFF RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

顔に極端な変形を持つ、俳優志望のエドワード(スタン)。隣人で劇作家を目指すイングリッド(レナーテ・レインスヴェ)に惹かれながらも、自分の気持ちを閉じ込めて生きる彼は、ある日、外見を劇的に変える過激な治療を受けて念願の新しい顔を手に入れる。別人として順風満帆な人生を歩みだした矢先、目の前に現れたのは、かつての自分の「顔」にそっくりな男オズワルド(アダム・ピアソン)だった。その出会いによって、彼の運命は想像もつかない方向へと逆転していく。

主人公エドワードを演じるのは『サンダーボルツ*』(25)にも登場した、ウィンター・ソルジャー役でおなじみの俳優スタン。また、スタンは、アメリカ現大統領ドナルド・トランプの半生を描いた『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(24)での演技も高く評価され、同作で第97回アカデミー賞主演男優賞にノミネート。日本でも公開されるや、トランプ本人に酷似した細かい表情の作り方や独特の歩き方、姿勢、佇まいなど、念入りな研究を重ねたと思われる演技に観客は驚嘆させられたことも記憶に新しい。