政治ジャーナリストの田﨑史郎氏が25日、TBS系「ひるおび」(月〜金曜午前10時25分)に出演。現金給付か消費税減税かの議論についてコメントした。
参院選は自民党が大敗し、現金給付を公約に掲げる与党が過半数割れに。現金給付、もしくは野党が掲げる消費税減税の実現について田﨑氏は「いずれも微妙なんですよね」。減税案は党により異なり「むしろ違いを追求しているような感じ。まとまろうと思えばまとまれるのに」と述べた。
一方で立憲民主党は「食卓おうえん給付金」として一律2万円の給付を公約に掲げており、「給付金」の点では与党と一致するが、立民が協力する可能性については「まとまる可能性は高くない」と説明。「石破政権と協力することはないんですよ。野党3党が」と立民、国民民主、維新と石破茂首相の距離を語り、その上で「総裁が替わって新しい総理大臣になった時にその人がどう言うか。その時の執行部がどういう方針で臨むかによって、野党の態度が変わってくる」と語った。
また「論理的な正しさで一致するんじゃなくて、政治的な思惑が一致するかどうか。それが石破さんと話すんですか?新しい人ですか?となった場合、新しい人の方が話しやすくなるのは明らか」と話した。