レアル・ソシエダードの地元紙が、横浜FC戦で先発した日本代表MF久保建英(24)について「他の選手よりもひとつ上のレベルにあるのは明らかだ」と高評価した。

Rソシエダードは25日に行われた日本ツアー2戦目で、横浜FCと対戦した。オスカルソンの2ゴールで前半をリードして折り返した後、終盤に山崎浩介に1点を返されたものの2−1で勝利した。

今夏のプレシーズン初先発となった久保は立ち上がりからいい動きを見せてチャンスメークし、次々と惜しいシュートを放っていく。そして41分にゴロチャテギが獲得したPKを誘発するパスを出し、ハーフタイムに交代した。

クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコはこの日の久保について、「彼が他の選手よりもひとつ上のレベルにあるのは明らかだ。最初の25分間はクラック(名手)の出来だった。右足のシュートはブロックされ、至近距離からのシュートはスウォビィクにファインセーブされた。彼は再びチームにとって重要な存在になるだろう」と高評価し、4点(最高5点)をつけた。

その他、2ゴールのオスカルソンが唯一の最高点となった。続いて、バレネチェアが久保と並ぶ4点、ルペレス、エルストンド、スベルディア、セルヒオ・ゴメス、ゴロチャテギ、トゥリエンテス、ジョン・マルティン、ブライス・メンデス、マリエスクレナが3点。マレーロ、ミケル・ロドリゲス、トラオレ、パチェコ、アイエン・ムニョス、デ・サラテ、パブロ・マリン、ゴティ、アラーナはチームワーストの2点だった。

Rソシエダードはこの後ヨーロッパに戻り、30日にオサスナ、8月2日にレンヌ、同9日にボーンマス(同日に2試合)と対戦し、同16日に行われるバレンシア戦で、25−26年シーズンのスペインリーグを開始する。(高橋智行通信員)