大丸が35年ぶりに刷新するショッピングバッグを手にする社員ら=17日、東京都内

 大丸松坂屋百貨店は17日、福岡市の博多大丸など全国の大丸と松坂屋の計15店舗で使用するショッピングバッグや包装紙のデザインを、30日から刷新すると発表した。

 大丸では35年ぶりの変更になる。シンボルカラーの緑を基調に、丸や四角の穴が開いた紙を重ねることで現れるさまざまな模様をあしらったデザインが採用される。

 テーマは「多様な価値観が認め合い、重なり合う豊かさ」で、デザイナーの三澤遥さんが手がけた。松坂屋は青をベースにする。

 大丸松坂屋は今年、発足から15年を迎えた。宗森耕二社長は「店舗ごとに個性を持ち、お客さまに寄り添って商いをする。私たちらしさを確認して飛躍したい」と意気込みを語った。

 (前田淳)