ワタナベエンターテインメントが演劇の新たな可能性を追求する実験的プロジェクト「Diverse Theater」の第二弾として、舞台「Too Young」の上演が決定。主演を宮崎秋人が務めるほか、綱啓永、朝海ひかるの出演が明らかとなった。

 「Diverse Theater」は、その名の通り「多様さ」をコンセプトに、様々なクリエイターやプロデューサーとのコラボレーションを通じて、既存の演劇の枠に囚われない表現を探求するプロジェクト。既成概念にとらわれず、常に新しい挑戦を続けることで、観客にこれまで体験したことのない感動を届けることを目指している。

 今作「Too Young」では、独特の世界観で注目を集める劇団チョコレートケーキの古川健が脚本を手がけ、演出は同劇団の日澤雄介が担当し、ワタナベエンターテインメントとの強力なタッグで物語を作り上げる。そして、物語の舞台となるのは、現代の若者文化を象徴する場所として知られる新宿歌舞伎町の“トー横”。このリアルな舞台設定が、物語にさらなる深みと現代性をもたらす。

 主演を務めるのは数々の舞台に出演し、実力派俳優として活躍の場を広げている宮崎秋人、また、現在人気急上昇中の綱啓永、そして確かな存在感を放つ朝海ひかるらが顔を揃え、複雑な人間模様が織りなすドラマを鮮やかに描く。

 7月18日にはメインビジュアル、他出演者も公開される予定。

【スタッフ・キャストコメント】
■脚本・古川健 コメント
 この度舞台「Too Young」の脚本を担当しております、劇作家の古川健です。数年前、宮崎秋人さんと初めてお仕事をご一緒した際、その誠実で逞しい演技力と、人柄の良さが滲み出るような佇まいに目を奪われたことを今でも新鮮に思い出すことができます。
 その宮崎さん主演の舞台を書く機会をいただけたことをとても嬉しく思うと共に、どのような演劇が出来上がるのか、わくわくする思いを我慢することができないでおります。
 歴史物ばかり書いている私には珍しく、「Too Young」は現代の新宿歌舞伎町を舞台にした物語です。
世相の変化が露骨に表出する歌舞伎町、そしてトー横という特殊な街。しかし、そこに集う人間は私達と同じ人間です。繋がることを厭いながら、それでも誰かと繋がらずには生きていけない人間の性。今を生きる人間の、可笑しさ、悲しさ、そして愛おしさを感じていただきたいと思います。「Too Young」ご期待ください!