ゲゲゲ浮世絵「花散しの友誼」は過去2作品「暁の友」「道連れの酌」と同様に鬼太郎の父と水木の友情を描いた作品。モチーフには、歌川国芳「雷正九郎(庄九郎)」や歌川芳春「青砥稿花紅彩画 白浪五人男」、歌川国貞(三代目歌川豊国)「花誘吉原の夜雨 東八景ノ内・中村歌右衛門」などを採用している。

さりげなく鬼太郎の父の頭上に傘を差す水木と、舞う桜と雪に目を奪われる鬼太郎の父の姿が、静かに友情の温かさを伝えている。

 ゲゲゲ浮世絵「妖怪道路」は、『ゲゲゲの鬼太郎』アニメ第6期とのコラボレーション。付喪神(つくもがみ)を題材とした『付喪神絵巻』と、あの伝説的なグループが歩いたことで知られる、とある道の風景をモチーフにし、『ゲゲゲの鬼太郎』アニメ第6期キャラクターの賑やかで不思議な世界観を描いた作品で、細部にまでこだわった遊び心あふれる描写の数々が楽しめる。

 いずれも、公式オンラインショップ「版三 浮世絵工房」にて、14日より販売される。