お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武（63）が、あすからグランフロント大阪で「木梨憲武展−TOUCH」が始まるのに先立ち、きょう18日にプレス内覧会に出席し、意気込みを語った。

　アーティストとしても活躍する木梨が、コロナ禍を乗り越え、全国20会場を巡った「木梨憲武展 Timing−瞬間の光り−」から3年ぶりに3度目となる全国巡回展を行う。「『木梨憲武展−TOUCH』SERENDIPITY−意味ある偶然」と題し、自由な表現と鮮やかな色彩で観る人を幸せにする「木梨憲武」らしい作品の数々はもちろん、新たな手法を用いた新作も含めて約230点が並ぶ。また音声ガイドにはタレントの若槻千夏（41）が参加。木梨とのトークで、展示品を紹介するほか、インスピレーションの源や創作過程に迫る。

　見どころを聞かれた木梨は「難しい作品が一つもないと思う。僕の趣味というか、絵日記というか、落書きというか、そいうものをすべてタイトルとともに表現させていただきました」と話した。タイトルの通り、実際に触れられる作品もある同展。「この画材はどこのメーカーなのか、色ってこんな1回で変化するんだっていうのを触りながら感じてもらえるかなっていうのが今回のテーマ」と説明。続けて「逆に描いてもらっても、根性のある方は（手に）絵の具を少し付けてもらっても…」とユーモアとともにアピールした。

　大阪・関西万博が開幕中の大阪から始まる個展について聞かれると「意外に大阪はしょっちゅう来てるんで」としつつ「今回気持ちいいタイミングで万博スタート、そしてユニバーサル（・スタジオ・ジャパン）さんも盛り上がっる夏休み・そのドサクサにまぎれて、”今だ！”っていう楽しく盛り上がってる大阪でスタート。皆さんのスケジュールもタイミングもぴったり、これも意味ある偶然かもしれない」とタイトルもからめて語った。

　なお、大阪会場はグランフロント大阪北館ナレッジキャピタルで8月31日まで。