8月8日公開のアニメ映画『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』より、劇中楽曲と振付を手がけたクリエイター陣のコメントとともに、新たな場面写真が解禁された。

 本作はインドを舞台に、音楽とダンスで魅せるこの夏イチバンのダンスエンターテインメント。しんのすけ率いるカスカベ防衛隊をはじめ、個性豊かなキャラクターたちが披露する歌やダンスシーンが、大きな見どころとなっている。

■中村博が手がける“灼熱のカレー・サウンド”

 劇中音楽を担当したのは、作曲家・中村博。アニメや映像作品で数多くの楽曲を手がけてきた中村は、本作について「今までのしんちゃん作品ではやったことのない、本格派の“歌もの”を意識しました」と語る。

 優しいメロディーではなく、耳に残るキャッチーさと歌って楽しいテクニカルさの両立を目指し、ロックやJ-POP、さらにはK-POPの要素も取り入れたという。
特に、予告編でも話題となっている楽曲「インドパワー120%」では、山寺宏一&速水奨の迫力あるデュエットが実現。中村は「監督と共に、納得のいく“120%のインドハードロック”に仕上がりました!」と自信をのぞかせる。

 また、『RRR』『ムトゥ 踊るマハラジャ』『アラジン』などの映画音楽や、レディー・ガガ、ブルーノ・マーズらの楽曲からもインスピレーションを受けたといい、「さまざまな要素のスパイスを取り入れて、自分流のカレーを作ってみました!」とアピールしている。