俳優の奥菜恵が、27日放送の日本テレビ系『おしゃれクリップ』(毎週日曜 後10:00〜後10:30)に出演した。

 13歳で芸能界デビューを果たし、瞬く間にトップスターの道を駆け上がった奥菜。世間からは“清純派”で“華やか”なイメージを持たれていたが、本人は「ギャップみたいなところで悩んだ時期もあった」という。多くの悩みを抱え「幸せになっちゃいけない」とさえ感じていたという20代。その裏には、責任感と俳優としての高みを目指していたがゆえの、「苦労を自分でしにいく」という思いがあった。

 プライベートでは24歳の時に1度目の結婚を経験した。2度目の結婚で長女、次女を出産。2度の離婚を経て、俳優の木村了と結婚した。“もう結婚はしたくない”と考えていた奥菜。そんな奥菜に木村は「幸せになっていい人なんだよ」と言葉をかけたそう。木村は、その言葉の真意について、子育てと仕事の両立で精神的にも体力的にもつらい時期だった奥菜を思い「大変さを半分こできればと思って言葉をかけました」と番組に明かした。

 さらに、長女、次女、木村から手紙も寄せられた。木村は「苦楽を共にした10年間ですがまだまだ幸せにしきれてないなと思いながら生活しています 些細なことでも悩んでほしくないし苦しい想いも当然してほしくありません そのためにも今よりももっと頑張って幸せにしたいと思っています 何よりも、何も考えずに常に笑顔でいてもらえる様に」とメッセージ。奥菜は「私にはもったいないくらい」と、涙を浮かべていた。