自民党の河野太郎元外相は21日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、参院選で大敗したにもかかわらず森山裕幹事長ら党執行部が続投する方針であることに異論を唱えた。「幹事長が辞表を出していないのはおかしい」と投稿した。
河野氏はXで、木原誠二選対委員長に自身の委員長代行の辞表を預けたことを明らかにした。石破茂首相(党総裁)の続投に関してはトランプ米政権による関税措置を挙げ、「関税交渉の最中に総理がお辞めにならないのは理由があるにせよ」と一定の理解を示した。一方で、森山氏に関しては「選挙の責任者である幹事長がまだ辞表を出していないのはおかしい」と批判した。
そのうえで河野氏は「こういうところから直していかないと、自民党の再生はありません」と危機感をあらわにした。