[E-1選手権]日本 2−0 中国/7月12日/龍仁ミルスタジアム
 
 7月12日、森保一監督が率いる日本代表は、韓国で開催されているE-1選手権(東アジア選手権)の第2戦で中国代表と対戦した。

 初戦の香港戦(6−1)から先発11人全員を入れ替えて臨んだ日本は11分、ボックス手前の中央で田中聡の縦パスを受けた細谷真大が見事な反転から鋭いシュートを突き刺して先制する。その6分後には自陣でボールを奪われて大ピンチを迎えるも、GK早川友基がファインセーブ。1−0で前半を終える。

 後半に入っても主導権を握るなか、63分には右サイドから中に侵入した望月ヘンリー海輝が敵陣ペナルティエリア手前の右寄りから左足を振り抜く。これが相手に当たってゴールに吸い込まれ、追加点を挙げた。このまま日本が2−0で勝利して、2連勝を飾った。
 
▼日本代表のチーム採点「6」

 6−1で大勝した香港戦からスタメン11人を総入れ替え。早川、綱島悠斗、宇野禅斗、田中、原大智の5人が代表デビューを飾り、38歳の長友佑都が2年7か月ぶりに出場した。

 やや攻撃が単調で、5バックで守る相手に手を焼き、細谷の先制点以降はなかなか追加点を奪えなかったのは反省点。

 また、17分にはボールロストから大ピンチを招き、GK早川のビッグセーブに助けられなければ、中国に勢いを与える1点を献上するところだった。総じて、快勝とは言い難い内容だ。