2023年のWASJで個人5位
日本中央競馬会(JRA)は24日、アレクシ・バデル騎手へ短期免許を交付すると発表した。免許期間は7月26日から8月25日まで。契約馬主は吉田勝己氏で、身元引受調教師は栗東・高野友和調教師となっている。
A.バデル騎手はフランス出身、現在は香港を拠点に活動している35歳。昨季は519戦31勝(香港10位)という成績で、2023年以降のGⅠ勝利歴はないが、2023年に札幌で行われたワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)で個人5位に入る健闘を見せ、JRA短期免許の要件をクリアしていた。
日本ではそのWASJ期間の2日間で8鞍に騎乗し、最後の騎乗となった2023年8月27日の札幌12R・WASJ第4戦で7番人気のフェステスバントを1着へと導いてJRAでの初勝利を掴んだ。なお、当時は「アレクシス・バデル」の氏名表記だったが、今回は「アレクシ・バデル」での登録となっている。
今回は来日初週からエートラックスとのコンビで重賞・東海S(GⅢ/中京ダ1400m)に参戦予定。重賞2勝の有力馬とのコンビでいきなりのJRA重賞制覇となるか、注目だ。
その他の詳細はJRA公式サイトまで。
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