競泳日本代表の池江璃花子(25=横浜ゴム)が23日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。急性リンパ性白血病が発覚した当時の心境を明かした。

 19年2月にオーストラリアでトレーニングしていた池江は身体に違和感を感じ、現地の病院を受診。「基本的にお昼寝とかをするんですけど、目覚めた時の倦怠感がすごくて。目が覚めてから身体を起こすことができないって状況だったり、頭を洗うにも腕を上げることがしんどくて、壁にひじをついて支えながら頭を洗ったりしないと腕も上がらなくて。階段とかがひどかったです。ちょっと上っただけで息切れ」と症状を振り返った。

 帰国後に精密検査を受けて白血病と診断を受け、「凄い記憶に残っているんですけど、パソコンが一台置いてある部屋に先生が座っていて、母と私二人で話を聞いてた。画像を見せられてた時は白血病細胞というものとかがどういう病気か分からなかったし、なんだろうそれ、って感じで」と当時を回想。「そうだったんだって凄く納得したというか。あまりにも水泳の調子が悪かったので、その原因が病気と分かって良かったなとは思いました」と心境を明かした。

 さらに番組内では闘病中に19歳の誕生日を祝う写真が公開され、白いニット帽を被る姿に「ちょうどこの時は髪の毛生えていなかったので。私的には髪の毛がなくても気にしていないタイプだったんですけど、やっぱり周りの方が気を遣うかなって思って一応、公の場では(被っていた)」と説明。

 司会の黒柳徹子が「本当に抜けたの?」と聞くと、池江は「抜けましたね、つるつるになって。自分の頭を触るのが好きになるくらいつるっつるで、身体と頭を洗うのがボディソープ一本でオーケーみたいな。上から下まで」と楽しげに語り、黒柳は「お元気ね、良かったです」と目尻を下げていた。