現地10日(日本時間11日)、ボルティモア・オリオールズの菅野智之が本拠地で行なわれたニューヨーク・メッツとの3連戦最終日、ダブルヘッダー第2試合に先発登板した。前日の雨天中止によりスライド登板となったが、今季18試合目の先発マウンドでも安定感を発揮し、今季7勝目を挙げた。
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 初回、菅野は先頭打者にヒット、続く打者にも二塁打を許し、無死二、三塁のピンチを招く。フアン・ソトの遊ゴロの間に先制点を献上すると、続くピート・アロンゾには右犠飛を許し、この回に2点を失った。しかし、その後は粘りの投球で追加点を許さず、試合を立て直した。
  チームは2回裏に1点を返し、さらにジョーダン・ウエストバーグの10号2ランで3対2と逆転。4回には再び同点とされたが、5回裏に2点を追加、さらに6回裏にも2点を加えて7対3とリードを広げた。菅野は勝利投手の権利を得て、この回でマウンドを降りた。

 菅野は6回99球(うちストライク60球)を投げ、被安打4、奪三振2、与四球3、失点3(自責点3)。最終的にオリオールズは7対3で勝利し、菅野は今季7勝目(5敗)をマーク。これで今季は99回1/3を投げ、防御率は4.44となった。チームはアメリカン・リーグ東地区で42勝50敗の5位につけており、首位トロント・ブルージェイズとのゲーム差は11.5となっている。

 菅野の7勝目を見たファンからは「15勝ありえる」「本当に元気が出る」「素晴らしい」「このまま行けば二桁勝利」「頑張ってるな」「7勝目おめでとう」「凄いよな」など、SNS上で称賛の声が多数寄せられた。

構成●THE DIGEST編集部

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