ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地７月21日、本拠地でのミネソタ・ツインズ戦に２番・投手兼指名打者で先発出場。１点ビハインドの初回に逆転となる35号２ランホームランを放った。

　今季６度目の先発マウンドに上がった大谷は先頭のバイロン・バクストンに左翼席へ先頭打者アーチを浴び、いきなり失点を食らった。

　ただその直後、自らのバットで取り返す。１番のムーキー・ベッツを一塁に置いた場面での第１打席、ツインズ先発デービッド・フェスタが投じた高めのチェンジアップをフルスイング。打球は強烈なライナーでセンター方向にぐんぐん伸びていき、そのままバックスクリーンに飛び込んだ。

　打球速度113.4マイル（約182.5キロ）、飛距離は441フィート（約134.4メートル）を記録。大谷の３戦連発となる35号勝ち越し弾に球場は大きな歓声に包まれた。
 　リアル二刀流デーでのホームランにMLB公式も早速反応。「ショウヘイ・オオタニは35本目の本塁打を放ち、リードを広げた」と記し、大谷のバットフリップを投稿。さらに別の投稿では「壮大なムーンショットとバットフリップ」と記し、スタンドインを見届けた後の華麗なバットフリップを正面から捉えた映像を特別に公開した。

　投げては３回までを投げ、４安打１四球３奪三振で１失点。試合は７回までにウィル・スミスに２本のソロ、アンディ・パヘスにも一発が飛び出し、計４本のアーチでドジャースが５対１でリード。オールスター・ブレイク後、初白星が近づいている。

構成●THE DIGEST編集部

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