吉沢亮が「国宝」特大ヒットに感謝
吉沢亮が「国宝」特大ヒットに感謝 / ※ザテレビジョン撮影

俳優の吉沢亮と李相日監督が、7月25日、都内で開催された映画「国宝」特大ヒット記念舞台あいさつに登壇。公開49日間で観客動員510万人、興行収入71.7 億円を突破したことが発表され、吉沢があらためて感謝の言葉を述べた。

■第50回トロント国際映画祭への出品も決定 世界に広がる「国宝」

「国宝」は、吉田修一氏が本作の歌舞伎指導も務めた中村鴈治郎の下で3年間歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を血肉にして書き上げた同名小説を李監督が映画化したもの。任侠の一門に生まれながらも歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄(吉沢)の50年を描いた壮大な一代記。

カンヌ国際映画祭監督週間部門、上海国際映画祭で上映されたほか、ニュージーランド国際映画祭Visions部門、第50回トロント国際映画祭Special Presentation部門への出品も決定した。

■吉沢亮「作品を愛していただいて、うれしく思っております」

ブラウン系の落ち着いたセットアップで登場した吉沢は、映画を見終わったばかりで、まだ余韻に浸っている観客を前に「本日は劇場に足を運んでいただき、誠にありがとうございます。楽しんでいただけましたでしょうか?」と呼びかけた。会場から拍手が起こると「ありがとうございます」とほほ笑んだ。

気を取り直し、あらためて「こうしてたくさんの方にこの作品を愛していただいて、その熱が冷めない状態が続いていて、非常にうれしく思っております」と感謝を口にした。