万博協会が3日に発表した、2日(水)の大阪・関西万博の一般来場者数は、速報値ベースで約9万2000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約11万人でした。

 1日(火)の一般来場者数は、速報値ベースで約8万7000人で、21日ぶりに一般来場者が10万人を割り込みましたが、2日連続で10万人を割り込みました。1日は大阪で今年初めて35℃を超える猛暑日となりましたが、2日も大阪の最高気温は35.4℃で、2日連続の猛暑日となりました。

来場者数の推移

 1日あたりの一般来場者数が最も多かったのは6月28日(土)で、速報値ベースで18万4990人。関係者を含めた総来場者数も同日の20万2819人が開幕以来最多で、初めて20万人を超えました。この日は万博会場の夜空を花火で彩る「Japan Fireworks Expo」(大曲の花火)が開催されていました。

■きょう3日はジャパンデー MISIAさんのライブやキャラクターパレードも

 きょう3日(木)は、日本のナショナルデー(ジャパンデー)です。会場内では、政府主催による公式式典や催事が開催されます。

 午後1時半から開かれる式典では、宮内庁式部職楽部による雅楽演奏やソプラノ歌手の野々村彩乃さんによる国家独唱が行われます。

 また、「未来への希望」をテーマにした歌手のMISIAさんのスペシャルライブや日本のマンガと現代的なダンスを融合させた舞台、雅楽と現代音楽の演奏のコラボレーション、鳥取城北高校による書道パフォーマンスなども行われます。

 午後3時45分からは、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」や「ハローキティ」、「くまモン」「ひこにゃん」などの人気キャラクターが集合し、陸上自衛隊中部方面音楽隊の演奏に合わせて行進するパレードも行われる予定で、万博会場は日本文化の伝統や多様性に彩られる1日となります。