みずみずしくてやわらかく、クセが少ないのでさまざまな料理に使えるズッキーニ。最近は国産のズッキーニも増えて以前より安く手に入るようになったため、食卓によく登場するという人も多いのでは。

今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、できれば避けたいズッキーニの「もったいない」食べかたと、おすすめの解決策について教えてもらいます。

生で食べなきゃ「もったいない」!

炒めたり煮込んだりして食べることが多いズッキーニですが、じつは生で食べることもできます。しかも新鮮なものであれば、皮ごと生食が可能です。

うすくスライスしてそのままサラダに入れてもいいですし、野菜特有の青臭さが気になる場合は、塩もみをすると食べやすくなります。加熱後とはまた違った食感が楽しめますので、ぜひ生でも食べてみてください。

いろんな切り方をしなきゃ「もったいない」!

ズッキーニと言えば輪切りにする人が多いと思いますが、実際には切り方によって印象が大きく変わる野菜なので、輪切りだけでは「もったいない」!

たとえばスライサーで千切りにすると、しんなりして生でも口当たりがよくなり、和え物などに最適。また、麺のように細く長く切ってパスタに加えると、パスタや調味料とよくからんでおすすめです。ほかにも、乱切りにすると輪切りよりも油の吸収がよくなり、衣をつけて揚げることで唐揚げ風にして食べることもできます。