【MLB】ドジャース 4−3 ツインズ(7月23日・日本時間24日/ロサンゼルス)      

【映像】大谷、いきなり5戦連続の特大134m弾

 ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でツインズ戦に先発出場。この日は初回の第1打席に5試合連続となる37号ソロホームランを放ち、4打数1安打。チームはツインズに4−3のサヨナラ勝ちを収めた。

 大谷自身は日本時間23日に日本人最多となる4試合連続ホームランを記録したものの、チームはオールスター・ゲーム明けの5試合で3連敗を含む1勝4敗と苦戦が続くなか、ツインズとの3戦目を迎えた。

 大谷は初回、第1打席にツインズの右腕クリス・パダックと対戦すると、いきなり魅せた。2ストライクと追い込まれてからの3球目、79.0マイル(約127.1キロ)のカーブを完璧に捉え左中間レフトスタンドへ。打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、飛距離441フィート(約134.4メートル)の特大アーチにスタジアムも騒然。前日最終打席から2打席連続、さらに球団タイ記録となる5試合連続のホームランでチームに先制点をもたらした。

 その後、3回の第2打席、6回の第3打席は三振と振るわず。1点ビハインドで迎えた8回の第4打席は、レフトへの大きな当たりとなったもののスタンドには届かずフライアウト。9回には、2死一塁の場面で敬遠で歩かされ、この日は4打数1安打となった。

 試合は大谷の一発で先制したものの、3回に被弾して1−1で膠着。7回にドジャースが1死満塁から1点を勝ち越したが、8回には逆に無死満塁のピンチで2点を与えて逆転を許す。しかし9回、2死からベッツが内野安打で出塁すると、その後、満塁でフリーマンがタイムリーを放ち、二塁走者の大谷が生還してドジャースが4−3で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

 ナ・リーグ西地区で首位に立っているドジャースは、これで同地区で60勝に一番乗りとなった。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)