第173回直木賞の選考会が行われ、「該当作なし」と発表されました。芥川賞とともに該当なしとなったのは、史上6回目です。

【映像】18年ぶりW該当なし発表の瞬間

 直木賞の選考会は、午後4時ごろから都内の会場で行われました。直木賞の候補には、逢坂冬馬さんの『ブレイクショットの軌跡』、青柳碧人さんの『乱歩と千畝RAMPOとSEMPO』、芦沢央さんの『嘘と隣人』、塩田武士さんの『踊りつかれて』、夏木志朋さんの『Nの逸脱』、柚月裕子さんの『逃亡者は北へ向かう』の6作品が挙がっていましたが、選考の結果、「該当作なし」となりました。

 直木賞で該当作がないのは、2006年の第136回以来です。芥川賞でも「該当作なし」と発表されていて、芥川賞、直木賞でともに該当作なしとなったのは第118回以来で、史上6回目となりました。(ANNニュース)