米会社「オプタスタッツ」が紹介

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平が、申告敬遠で作ったMLB初の記録が話題を呼んでいる。23日(日本時間24日)の本拠地ツインズ戦、2-3の9回2死一塁で申告敬遠で出塁し、その後サヨナラのホームを踏んだ。この事象は70年で初の珍事となりネット上でも驚きが相次いでいる。

 長いメジャー史でも前例のないの出来事だった。大谷が申告敬遠されると、続く打者も出塁し2死満塁のチャンス。ここでフリーマンが左前打を放ち、大谷が二塁から生還。サヨナラ勝ちとなった。

 米国のデータ提供会社「オプタスタッツ」公式Xは、「敬遠四球がMLBで公式記録として導入されたのは70年前の1955年。それ以降、あと1死で敗戦、しかも得点圏に走者なしの状況で敬遠され、その後自身がサヨナラのホームを踏んだ選手はただ1人しかいない。ショウヘイ・オオタニだ」と紹介した。

 この投稿にネット上の日本人ファンからは「これもう神だろ」「唯一無二なんだなぁ」など称賛の声が上がっていた。一方、細かい記録を発掘したデータ会社にも驚きが集まっている。

「こういう謎記録がすぐに出てくるのは凄い」
「もはや見つける人の方がすごい」
「よくこういう記録を見つけ出してくるなぁと思う」

「オプタスタッツ」はこれまでも大谷の細かいデータを続々と投稿。「5年連続で『30本塁打、10盗塁、5三塁打』に到達したメジャー史上初の選手」「5月までに60得点を記録した唯一の選手」などマニアックな数値を紹介してきた。

(THE ANSWER編集部)