茨城県内のクラフトビールのブルワリー(醸造所)が集まり、「三の丸BEER GROOVE」が28、29の両日、水戸市の水戸大手門広場であった。市内では連日30度を超える真夏日が続いている。来場者はよく冷えた、香り豊かなクラフトビールを楽しんだ。
茨城クラフトビール研究会の主催。2年目の今回は、初参加の3団体を含む15団体が出店した。初参加の「Kanasago Brewery」(常陸太田市)は、ハーブを原料に使った特徴的な香りのホワイトエールをふるまい、人気を集めていた。
研究会の角井智行会長は「その地域ならではの原材料でつくれるのがクラフトビールの魅力。地域のにぎわいにつなげていきたい」。クラフトビール人気の高まりを受け、県内でも新たなブルワリーが次々誕生しているという。(古庄暢)