富士スピードウェイで今週末行われる2025全日本スーパーフォーミュラ選手権の第6戦・第7戦。今季から参戦するHAZAMA ANDO Triple Tree RacingでドライブするJujuは、フリープラクティス1が22番手、フリープラクティス2も21番手という結果に終わったが、午後のセッションではライバルに対して0.3秒差を切るところまで接近。6月の富士公式テストで試したことが、良い方向に向かっているようだ。


■まとめきれなかったセクター3

 新規立ち上げチームということもあってか、シーズン序盤は細かなトラブルに悩まされることが多かったが、6月の富士公式テストと同様に、トラブルフリーでセッションを進めることができたようで「FP1、FP2ともプラン通りしっかり進めることができました」とJujuは走行初日を振り返った。

「午前中はロングランをメインでやって、午後は予選シミュレーションやセットを少し変えてみるということができました。良い流れで明日の予選を迎えられそうかなと思います」

 さらに公式テストで2日間合計10時間も走れた経験が自身だけでなくチームにも活きているようで、「自分の走りもそうですし、クルマのセットに関しても前回のテストでいろいろ試したことや課題になった部分は、今回改善できたのかなと。それはタイム差を見ても分かると思います」と前向きに捉えていた。

 ただ、最後のアタックではセクター1、セクター2で好タイムを記録するもセクター3で自己ベストから0.3秒遅れていた。