全日本スーパーフォーミュラ選手権第4大会は7月19日(土)、静岡県の富士スピードウェイで第6戦の公式予選が行われ、野尻智紀(TEAM MUGEN)がQ2で1分22秒417を記録。通算23回目のポールポジションを獲得した。2番手は0.021秒差で坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が続いた。


●Q1はA組が坪井、B組は岩佐がトップに。B組では珍しいトラブルも

 7月18日(金)からフリー走行がスタートしたスーパーフォーミュラ第4大会。7月19日(土)は朝から晴天に恵まれ、『スーパーフォーミュラ夏祭り』と題したイベント盛りだくさんの週末ということもあり多くのファンが訪れるなか、9時10分から第6戦の公式予選がスタートした。Q1のA組開始時の気温は気温28度/路面温度38度というコンディションで、前日11時から行われていたフリー走行1回目よりもやや低いなかで始まった。

 11台が出走したA組では、残り1分30秒ほどというタイミングでアタックが展開されていった。ここで1分22秒578を記録しトップに立ったのは、昨年も7月の富士で優勝を飾り、8月にはF1のTPCテストも決まった坪井。野尻が1分22秒697で2番手に続いた。前日のフリー走行1回目でトップタイムだった阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)は3番手につけた。

 一方、このレースがスーパーフォーミュラ/フォーミュラ・ニッポン参戦100戦目の記念となる大嶋和也(docomo business ROOKIE)は、0.080秒差でQ1突破にわずかに届かず7番手という結果に。またJUJU(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)は最終アタックで1分23秒278を記録し9番手につける好走をみせたが、走路外走行によりタイムを抹消されてしまうことに。またザック・オサリバン(KONDO RACING)も走路外走行でタイム抹消となった。