ハーマンインターナショナルは7月31日に、米カリフォルニア発祥のオーディオブランド「JBL」から、広大な音場とパワフルなJBLプロ・サウンドをバッテリー駆動で楽しめるパーティースピーカー「JBL PartyBox 520」、シリーズ最小ながら100Wの大出力を実現する「JBL PartyBox Encore Essential 2」、付属のワイヤレスマイクで歌やMCも楽しめる「JBL PartyBox Encore 2」の3機種を発売する。価格はいずれもオープン。
●教育機関やダンススクールなどで高いニーズ
「JBL PartyBox」シリーズは、音楽フェスや野外イベントといった多くの人が一堂に会する機会が増加傾向にあることや、文部科学省による2012年の新学習指導要領改編にともなう、中学校でのダンス授業の必修化などに起因するダンス人口の増大などを受けて、大規模なイベントはもちろん教育機関やダンススクールでの需要が高まっている。
今回発売される「JBL PartyBox 520」「JBL PartyBox Encore Essential 2」「JBL PartyBox Encore 2」いずれも、スピーカーユニットをリアルタイムに制御することで、最大音量でも歪みを抑える「AI Sound Boost」を搭載しており、専用アプリとの連動によって音楽とグルーブするカスタマイズ可能なライトショーを展開できる。
IPX4準拠の防沫性能を備えており、屋外や水辺でも安心して使用可能で、Auracast対応によりワイヤレスステレオやマルチスピーカー接続を実現している。
「JBL PartyBox 520」は、バッテリー駆動ながらバレーコート2面分を1台でカバーできる、400Wのパワフルサウンドを実現した。最大約15時間の連続再生が可能な大容量バッテリーは交換式となっている。
本体には、本格的なマイクやDJ機器とバランス接続できるXLRコンボジャックを備えており、ボーカルパフォーマンスや講演会、イベントのMCといった、より安定したマイキングが求められるシーンでも活躍する。
サイズは幅415.0×高さ769.0×奥行き369.0mmで、重さは約25.5kg。公式オンラインショップ「JBLオンラインストア」での価格は12万1000円。
「JBL PartyBox Encore Essential 2」は、上位モデル譲りの迫力あふれるJBLプロ・サウンドに加えて、再生時間を従来モデルと比較して約2.5倍と大幅に向上した。
本体には、人体工学に基づいて重量バランスの取れたエルゴノミックハンドルを備えており、持ち運びしやすいのでアウトドアやパーティー会場などへ手軽に持ち出せる。また、自動車のシートに乗せて、簡易型のカーオーディオとしても使える。
サイズは幅319.5×高さ342.0×奥行き260.4mmで、重さは約6.2kg。「JBLオンラインストア」での価格は3万8500円。
「JBL PartyBox Encore 2」は「JBLオンラインストア」限定販売モデルで、JBLオリジナルのワイヤレスマイクが付属しているので、パーソナルカラオケなどで活躍する。
サイズは幅319.5×高さ338.6×奥行き263.0mmで、重さは約6.4kg。「JBLオンラインストア」での価格は4万9500円。