女優の菅野美穂(47)が16日、ホラーに謎解きも加わった主演映画『近畿地方のある場所について』のプレミア上映に登場。「この謎解き、わかんのかんの菅野美穂でした」と謎のダジャレで挨拶、爆笑を誘った。
「菅野は久々のホラー作品出演に『ホントにものスゴく怖いです。でも、怖すぎて笑っちゃいました。怖さが臨界点に達すると笑っちゃうんだなって経験ができた』と語った」(映画記者)

プレミア上映での菅野美穂(47)
憶測を呼んだ“20歳での号泣会見”
埼玉県出身の菅野は92年、中学校3年でデビュー。
「高い表現力を買われ95年の朝ドラ『走らんか!』で準主役に」(テレビ誌記者)
当初のアイドル路線から女優に軸足を移すと、『イグアナの娘』で連続ドラマ初主演。ドラマ『君の手がささやいている』では聴覚障害者役を熱演し、ブレイク。そして97年、20歳の誕生日にヘアヌード写真集発売の記者会見を開いた。
「菅野は涙を溜めながら『ヌードはその人の考え方、思想が出るもの。本当の自分の姿を出したい』と明かし、様々な臆測を呼んだものの、写真集自体は累計80万部を超える大ヒットとなった」(芸能デスク)
以後、文字通り裸一貫で清純派から脱却した菅野は2003年にドラマ『大奥』で時代劇初主演を果たす。
「同世代の女優は米倉涼子、伊東美咲とモデル出身が多く、人気はあるが、当時は演技力はイマイチという評価。菅野は原作者からも主役に指名されるほど、『演技派』として名をはせた」(民放関係者)