北陸3県のパティシエと製菓専門学校生が技術を競う「北陸ブロック洋菓子コンテスト大会」が25日、白山市横江町のイオンモール白山であった。約100人がケーキやあめ細工を出品した。作品は27日まで同所で展示される。
若手の技能向上にと、日本洋菓子協会連合会北陸ブロック協議会が主催し、6回目。会場には季節や童話などをテーマに、花びらや髪の毛などをアーモンドと砂糖でできた「マジパン」で表現した作品や、つやのあるあめを繊細に扱ったあめ細工が並ぶ。展示に合わせ、北陸3県の洋菓子協会に所属するケーキ店などがケーキやパンを販売するマルシェを初開催する。
石川県洋菓子協会の金岩重典会長は「学生やパティシエが日々、一生懸命練習している成果を披露する場。夢を与える業界として発展するためにも、多くの方に見ていただきたい」と話した。
展示は午前10時〜午後5時。最終日は午後3時まで。マルシェは午前10時半〜午後5時。最終日は午後4時まで。入場無料。(中尾真菜)
◇上位入賞の皆さん 【マジパン部門・総合】▽連合会会長賞 道林菜々香(スイーツガーデンマルフジ)【ピエスアーティスティック部門】▽大会会長賞 竹田比呂(ルミュゼドゥアッシュ)【エコール部門】▽北陸ブロック協議会会長賞 野村小瑚(レコールデグルマンフクイ)