ロードレース世界選手権第10戦オランダGPは27日、アッセンTTサーキットでモトGPクラスのプラクティスを行い、アプリリアを駆るトラックハウスの小椋藍は20番手に沈んだ。セッション中には突然バイクが暴れるハイサイトから転倒し、車両が燃える大クラッシュ。路面にたたきつけられた体は幸いにも大きなケガを負わず、予備バイクで走行を続けた。

 走行後にはチームを通じて「難しい一日だった。クラッシュしたときは特別なことは何もしていないのに…。少しバイクを傾ける角度は深かったけど、どうしてあんなふうになったのか分からない」とコメント。一日を通して路面の接地感をつかむのに苦しんでいたようだ。

 ヤマハのファビオ・クアルタラロが、1分31秒156の最速タイム。0・102秒差の2番手にグッレシーニのアレックス・マルケスがつけ、KTMのペドロ・アコスタが0・193秒差の3番手に続いた。