大相撲の九重部屋が毎年8月に開催していた北海道福島町での合宿が、道が出した「ヒグマ警報」により中止となった。同町では12日に、ヒグマに襲われた男性が死亡する事故が発生。師匠の九重親方(元大関千代大海)は「(被害がニュースになった)次の日に、副町長に中止の連絡をさせていただきました。合宿をすると役場の方々に負担をおかけすることになりますし、私も弟子の命を預かっていますので」と説明した。
死亡した男性は九重親方がお世話になっている人物の知人とあって、親方も心を痛めていた。今年も8月5日から20日まで同町の「横綱千代の山・千代の富士記念館」で開催を予定していた。