8月を新天地で迎えるのは不可避なのだろうか―。米ヤフースポーツは18日(日本時間19日)、オリオールズの菅野智之投手(35)が今月末のトレード期限までに移籍するのはほぼ避けられないと報じた。チームはこの日の後半戦初戦(対レイズ)も1―11と大敗。ア東地区最下位で借金は再び2桁(43勝53敗)に逆戻りし、3年連続のポストシーズン進出は絶望的な状況となっている。
「菅野、エフリン、モートンの3投手はトレード移籍が最も現実的だ。というのも、彼らは今季終了後にFAとなるからだ」と同サイト。
また、「今後2週間、オリオールズは最も活発な『売り手』になるはずだ。数人の選手は即座にチームを去るだろう。来年の優勝争いを視野に入れているから、トレード期限までに売れる選手は全員を売ってしまう事態にはならないだろう。だが、今季終了後にFAとなる選手に関してはチームが契約延長を検討しない限り、去っていくはずだ」とした。
また、米誌スポーツイラストレイティッドは同日、「オリオールズは近日中に『大売り出し』へと突入する可能性がある一方、(13日に契約解除したばかりの)コービン・マーティン投手と再契約した。キャリア18試合中10試合を先発で起用されているため、菅野智之とモートンが今月末までにトレード移籍すれば、マーティンはその後を受けて先発ローテ入りするとみられる」と報じた。