「大相撲名古屋場所・千秋楽」(27日、IGアリーナ)

 三賞選考委員会がIGアリーナで開かれ、玉鷲(片男波)が殊勲賞を受賞した。40歳8カ月での受賞は、14年九州場所で敢闘賞を受賞した旭天鵬の40歳2カ月を抜く最年長受賞記録となった。

 西前頭4枚目の玉鷲は10日目に大の里から昭和以降最年長となる金星を獲得するなど、14日目まで10勝4敗の好成績だった。また、千秋楽まで優勝を争っている3人(琴勝峰、安青錦、草野)の優勝者も殊勲賞を受賞する。

 琴勝峰(佐渡ケ嶽)は敢闘賞、安青錦(安冶川)は技能賞をそれぞれ無条件で受賞。新入幕の草野(伊勢ケ浜)が敢闘賞と技能賞を無条件で受賞することが決まった。

 藤ノ川(伊勢ノ海)は千秋楽の一山本戦に勝てば敢闘賞を受賞する。