太平洋戦争下の米軍による今治空襲を題材にしたパネル展が、今治市北日吉町1丁目のFC今治高校明徳校で開かれている。米軍が撮影した空襲前後の航空写真などのパネルがロビーに並ぶ。17日午前11時〜午後12時半には、生徒が空襲の概要などを説明する。展示は30日まで。
 今治空襲は1945年4月26日、5月8日、8月6日の計3回あり、今治市の戦災を記録する会によると計575人以上が犠牲になった。4月26日は同校の前身である今治明徳高等女学校にも爆弾が落ち、生徒や教職員9人が犠牲になった。