宇和島市の夏の祭典、第59回「うわじま牛鬼まつり」が22日、開幕した。同市弁天町1丁目の道の駅「きさいや広場」では、1975年の姉妹都市提携から50周年を迎えた仙台市の「仙台すずめ踊り」が軽やかな舞で観客を魅了し、オープニングを盛り上げた。祭りは24日まで。
 すずめ踊りは江戸時代初期、仙台城新築移転を祝う宴席で石工たちが踊ったのが始まりで、スズメが跳ねるように見えたのが名前の由来とされる。今回は、仙台すずめ踊り連盟に加盟する67の祭連(まづら)から選抜チーム「伊達の舞」を編成。笛や太鼓奏者ら18人が宇和島市を訪れた。