第1試合

格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(27日、さいたまスーパーアリーナスタジアムバージョン/ABEMA PPVで全試合生中継)第1試合 RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント 1回戦 RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)

 9年ぶりのフライ級参戦となった元谷友貴(アメリカン・トップチーム)が、ヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)を圧倒。3-0の判定勝ちを収めた。

 元谷はバンタム級のトップコンテンダー。今年3月には王者・井上直樹に挑戦したが、1-2の判定負けを喫し、フライ級に矛先を向けていた。

 2R、一気に試合が動いた。元谷がタックルからバックへ。一方的に殴り続けた。ヒロヤはしのぐのが精一杯だった。3Rは、スタンドの展開でも元谷が圧倒。フィニッシュには至らなかったが、最後までクレバーに試合を組み立てた35歳が、3-0の判定勝ちを収めた。

 試合後はマイクを握り、「ヒロヤ選手、すごいいい選手で、若くて今からだと思う。これからも頑張ってほしいと思います。ヒロヤくんの分も背負って、絶対優勝するので応援よろしくお願いします」とヒロヤをたたえつつ、優勝を誓った。

 フライ級トーナメントは10人が参戦。1回戦は5試合が行われるが、準決勝に進めるのは4人。5人の勝者の中からファンや、記者の投票によって1人が脱落する。ENCOUNT編集部